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2009年11月05日

今回の徒歩旅行の教訓

・一日の旅程は、基本的に20km程度までにする
楽しく歩けるのは20kmまで。それ以降は苦行になってしまう。
最初の1日だけだったら40kmくらいはいけると思うが、必ず後で後悔する。
・歩く事と風景以外は切り捨てろ
移動範囲が極端に狭くなるので、観光は殆どできない。
旅程の計画時に行こうと思っていても、いざ行ってみると足の疲れに負けて切り捨てまくることになる。
旨い物を食べようと思っても、遠回りして売っている店まで行く気になれない。
歩く事と風景だけを楽しめ。
・自炊はするな
上でも書いたが、移動範囲が極端に狭くなるので、遠回りして市場とかの旨いものを買いに行く気にはならない。
結局、近所のスーパーで、土地のものではない食材を買うことになる。
割り切って、普通の定食屋とかで食った方がいい。
それに、自炊道具はかさばるし重い。
・テントは持つな
単純に重いから。
シュラフのみでの野宿を楽しめ。
・30Lより大きいザックでは行くな
荷物の軽量化に努めろ。
・そこはかとない孤独感が楽しめる
この感覚は他の交通手段での旅行では味わえないと思う。
少なくとも、自転車旅行の比ではない。
こう書いてみると、
デメリットは「とにかく行動範囲が極端に狭くなる」ということに尽きる。
メリットは「孤独感が楽しめる」ということだ。

なお、人との出会いは少ないように思う。
おそらく周りの人から見ると、声をかけづらいのだろう。

posted by 歩き太郎 at 12:38| Comment(0) | 雑多な情報

道の駅さるふつ公園〜宗谷岬(6日目 2008年6月24日)

【6日目の旅程】

より大きな地図で 徒歩20090624 を表示

3時47分に起床。
予定通りいけば、今日はいよいよ宗谷岬にたどり着く。

今日は宿で寝たので寝心地は最高だったが、
逆に快適すぎて、寒い外に出る気合が入らなかった。
結局、宿を出発したのは5時50分。
今日の行程は30kmと長めなので、このロスは痛い。

出てすぐ、「宗谷岬29km」の標識があった。
いよいよ近づいてきたのだなと思えて、励みになった。

06_宗谷岬29km
すぐ北のセイコーマートが6時からやっていたので、
カフェイン補給をしようと思ってガラナジュースを買って飲んだ。

この辺はだんだんと宗谷丘陵に入っていくので、これまでとはまた違った景色になる。
今日の中間地点の東浦漁港までは、↓こんな感じの景色が続いた。

06_宗谷丘陵
そして道が内陸部に入り、森の中を3時間ほど歩くと、木がだんだんとなくなっていき、辺りは原野一色になった。

06_宗谷丘陵2
エサヌカ線に負けず劣らず、素晴らしい景色。
僕はあんまり写真を撮らないタチなのでここに載せるものがないのだけど、
本当に良い景色だった。
丘の上から見る一面の原野は最高。

そして、道はまた海岸線の平地を走り、どんどんと宗谷岬が近づいてくる。
早く着きたいような、まだ終わって欲しくないような、そんないろんな感情が入り混ざりつつ、
平地を7キロほど歩いてゴール。

06_宗谷岬
達成感というよりは、とにかく早くへたり込んで寝たいという感じだった。
岬から徒歩1分の宿をさっさと取り、すぐに寝た。

posted by 歩き太郎 at 08:06| Comment(0) | 旅行記

クッチャロ湖〜道の駅さるふつ公園(5日目 2008年6月23日)

【5日目の旅程】

より大きな地図で 徒歩20090623 を表示

なんと3時45分に起床。すげえ。
既に辺りは明るかった。
高緯度だからか。
しかし、昨日ほどではないにしろ寒い。
パッキングに手間取り、5時出発。

今日の旅程にはエサヌカ線がある。
これが、今回の旅行のメインなのだ。
エサヌカ線というのは、原野の中を突っ切る、どこまでもまっすぐな道。
それがすぐそこにあるのだ。
それを考えただけで顔がニヤニヤしてくる。

浜頓別の市街を出るとこでセイコーマートがあったので、あったかいコーヒーを買った。
店員のおじさんが親切な人で、ライターをくれた。
自炊旅行者としてはとてもありがたい。

エサヌカ線の入口はかなりわかりにくい。
何の看板もないのだ。
なので、一応写真を貼っとく。

05_エサヌカ線入口
エサヌカ線は本当にどこまでもまっすぐな道だ。
道の写真をたくさん撮った。

05_エサヌカ線まっすぐ写真
05_エサヌカ線斜めまっすぐ
エサヌカ線は、15、6kmくらいあるので
徒歩での踏破は5,6時間ほどかかる。
それだけの間、建物が全くないところを通るのだ。
楽しさと不安感が入り混じった、初めて感じる類の感覚だった気がする。

そんな風にエサヌカ線を堪能していたら、遠くに人が立っているのが見えた。
交通整理のおじさん風な格好っぽい。
なんだろう?と思いつつ歩き続け、30分ほどでその人のところまでたどり着いた。

聞くと、なんと、トヨタ車のCM撮影をしているから、この先は通らないでくれという。
だったらなんでエサヌカ線の入口に看板とかを立ててないのだと聞いたら、
「封鎖しているのではないからだ。法的には封鎖してはいない。通れる。
 だけど、通らないように迂回をお願いをしている。」という。
要は、警察の許可を取らずに、通る車全てに「お願い」をすることで事実上の封鎖をしているということのようだ。
「俺はこの道を歩く為にはるばる埼玉から飛行機に乗ってきたのだ。通りたい。」と言うと、
「お願いします、迂回して下さい。」の一点張り。
そうしている間にも、ぽつぽつと車が来ては迂回させられていた。
迂回していく車のナンバーは8割方が北海道外。
きっとみんな、この道を楽しみに来たのだろうと想像した。

そんな押し問答を30分ほど続けたが一向に答えが変わらないので、
「封鎖じゃないんですよね?なら、お願いは聞けません。通ります。」と言い、強行突破しようとした。
すると、おじさんは僕に体当たりをして阻止しつつ、上司らしき人に無線で連絡を取った。
揉み合っていると、上司らしき人が来てこう言った。
「通してあげるから、そのかわりにウチの車に乗って行ってくれ。なお、車に乗っている間は写真は一切取らないこと。」とのこと。

何の権利があってそんな上から目線なこと言うんだと思ったが、
僕は30分の押し問答で疲れていたし、揉め事を起こしたら、きっと交通整理のおじさんも上司に怒られるのだろうな・・・と思い、わかりました、と答えた。

車に乗って、CMの撮影現場を通り過ぎた。
CMを取っていた車は、クラウンらしかった。

この時撮っていたCMは、どうもこれ↓らしい。


悔しくて堪らなかったが、
僕も家に帰ってリーマン生活に戻って、上司から命令されりゃあ、同じような事をしただろうな・・・とぼんやりと思った。
そう思うと自分が情けなくて、ため息をついた。

車から降りたところで、無言で運転手に頭を下げて再出発。
乗って移動したのは2kmほどだったらしかった。

嫌な思い出作っちゃったなと思ったが、エサヌカ線は相変わらず美しい。
不気味な美しさ、とでも言うんだろうか。
周りには何もなく、自分一人しか居ないという孤独感を感じつつ美しい景色を見るってのは、独特だ。
曇りだったので、孤独感が一層つのった。
バイクだったら30分くらいで走り抜けちゃうだろうから、
この感じは、徒歩で、5,6時間もかけて踏破するからこそ感じられる感情だろうなと思う。
徒歩で来て良かった。

05_エサヌカ線斜めまっすぐ写真2
エサヌカ線を抜けると、浜猿払の漁港に着いた。
気温は8℃。

05_8℃
寒い寒いと思っていたが、8℃とは・・・。6月中旬なのに。
夏装備しか持ってきていない身にはきつい。

今日の宿は道の駅にするか、少し手前のライダーハウスにするか迷ったが、
少しでも先に行きたい気分だったので、道の駅さるふつ公園まで行くことにした。

道の駅さるふつ公園の少し手前には、猿払村村営牧場がある。
ここは、ドラマ「人間の証明」で使われた牧場なのだ。
僕も見たことがあるので、ちょっとウキウキした。

道の駅には13時半頃に到着。
昼飯(というか夕飯)は、ホタテ定食。とびきり美味しかった。
今回の旅ではいつものことだが、足は限界だし、
夜までに次の集落に辿りつけるかどうかわからないので、早い時間だがここで宿を取った。
食ったあとは、適当にウロウロして宿で寝た。

posted by 歩き太郎 at 07:56| Comment(0) | 旅行記
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